【はじめてのナイフ入門】買って間違いないおすすめナイフ5選!

どうもponkyです。そろそろ我が家のナイフも数えてみると30本を超え始めました。いつの間にそんなに増えたんでしょうね。。。今回はナイフ沼に誘惑する講座として、買って間違いない!!そんな1万円以内のナイフを紹介していこうかと思います。価格順に5つ紹介していきますね!!

キャンプ等アウトドアでのクラフトなど、初めてのナイフですることの多い軽作業を想定した選出です。

オピネル(opinel)

まずはオピネル

定番すぎてアウトドアサイトではでは必ずと言ってもいいほど紹介されていますね。。。でも絶対に外せないそんなナイフなんです。価格は1500円前後と買いやすい価格なのはもちろんですが、丁寧な作りで同価格帯のクソサバイバルナイフとは違い長く使える良いナイフです。ブナグリップの削りも複雑に構成された立体的造形で価格からは考えられない高精度です。オピネルはフランスのナイフメーカーで洗練した工程と職人のワザですね。ロック構造が誰でも一見で理解できるので、扱いやすいナイフだと思います。湿気に弱い(濡れるとブレードが出なくなったり。。)のはホントに困りますが、こちらの記事で紹介した亜麻仁油漬けで解決します。

カーボンスチールのブレードは錆びやすい難点がありますが、ナイフは手入れをして使う!!っていう習慣をつけるのにも良いのかと思います。黒染めとかをする人も多いですが、私の友達のオピネルは普通に使っているだけで黒くなりましたね。ちょっとだけ油で拭いといてやれば錆びないです。

S
 オピネル。有名すぎて言う事無し。
カーボンでもステンでも好きなサイズを買って下さい。全部買って激安コレクションだってできます

色々サイズあるけどどれ買えばいいの?

キャンプ用なら#8のカーボンスチール買っときましょう。ステンレスのオピは個人的にはオピらしさが無い気がしますね。オピの伝統は炭素鋼!!ザックリ言うと炭素鋼ってのは”鉄”に炭素、カーボンが入っているものです。錆びやすいけどキンキンの切れ味がつくよってやつですね。鉄だけだと釘みたいにぐにゃんと曲がっちゃったりそもそも切れ味がつかないんです。ステンレスは。。。錆びない金属です。クロムとかニッケルとかを鉄に混ぜた合金です。皆さんの家の包丁とかボウルとかシンクとかに使われるやつです。先ほどあげた炭素鋼に比べてピンキリでオピネルに使われるステンレスは私は好みじゃ無いです。そうそうサイズでしたね。世界中で1番売れているのは#8っていうサイズです。#2から#11までオピネルはあるのですが、#6から下はロックが付いていない構造です。手の小さい方は#7か#8を普通は#8か#9が良いのかなと思います。アウトドアショップに行けば必ずあるので握ってみると良いかもしれません。

カスタムベースとして

オピネルは価格も安いので、グリップを削ったり見た目を変える改造も物怖じせずできます。ちょっとした不満点はプチ改造で遊んでみましょう。改造の記事はこちら

オピネルはこんな感じかな。とりあえずオピ買ってみましょ。キャンプで錆びても捨てないでサンドペーパーで磨いて、油さしてあげましょうね。ナイフは手入れさえすれば3代は余裕で使えます。

BUCK110

次のオススメはBUCK110です。

この形ナイフっぽいですよねw

ナイフといえばこの形。

それもそのはず。アニメに出てきたり映画に出てきたり。。。コピー品は数えきれない量作られているんじゃ無いでしょうか。

このモデルは1963年に開発され、ナイフの常識を覆したものです。パチンと固定され滅多なことではロックは外れません。現在の角の丸いモデルは旧モデルより軽量になりました。

レザーのポーチに入ったこのナイフはクラシカルなスタイルで、買った時も使っている時も手入れしている時も、満足感でいっぱいです。真鍮とウッドのグリップはアンティーク家具みたいな雰囲気で、男のロマンですね。見た目がドストライクな人は買ってください。って感じかな。

S
 画像は私が祖父から譲り受けた80年代の110です。
これが当時の最も実用的なデザインでしたが、現在は実用というよりはクラシカルなデザインを楽しむのにいいナイフでしょう。
限定モデルも多数あり、コレクションにもいいです。

注意点

BUCK110はシースナイフ(包丁みたいに折りたたみ構造のないナイフ)の代わりに使える折りたたみナイフはできないかな。っていうコンセプトで作られたナイフです。でも。ガンガン叩いたりそういう用途には使えませんので、壊すような使い方はやめておきましょう。(以前ヤフオクでロック構造が折れた110見て悲しくなりました。)あと。本当にこのナイフは長く使えます。買ったら墓場まで持って行き、次の代に渡すことになるでしょう。買ったら大事にしてあげてください!!

ビクトリノックス NEWソルジャー

ビクトリノックスのアーミーナイフを買うならこの一本。
スイスアーミーナイフには珍しくブレードにライナーロックが付いていて、不意に閉まることがありません。


ロック無しのアーミーナイフでも慣れれば怪我をすることは少ないですが、最初の一本はロック付きのものを買うと安心です。

ブレードをオープンしやすいようにサムホールという穴が空いており、慣れれば片手でナイフを開けることができます。

また、ハンドルもビクトリノックスには珍しく滑りにくい素材が使われており、ナイフだけの折りたたみナイフと遜色ない性能です。

ナイフ以外にも、ビクトリノックスがこれまで培ってきたアーミーナイフの技術が集約されており、缶切りやドライバー、ノコギリなども使いやすいものになっています。

S
このナイフは例えばボーイスカウトが初めて買ってこれ一本で活動したりとかには良いですが、一般的にはハントマンなどスタンダードなスイスアーミーがオススメです。

サビナイフ

錆びないナイフ。サビナイフです。H-1という特殊な錆びない鋼材が使われているシースナイフです。Gサカイのテストでは一年間塩水につけても錆びることは無かったそうです。キャンプで魚を捌いたり、海辺で遊ぶときにも使えます。そこまで硬いナイフではないので刃が欠けにくい代わりに切れ味はそこまで長持ちしません。そうはいってもバック110に使用される420hcという鋼材と同じぐらい切れる気がします。このナイフで1番重要なのは錆びないことです。オピネルを使っていて錆びるのはこりごりだ。。。といった方にオススメです。シースがあまり良くないですが、ご自身で作ってみるのもいいかもしれません。材料は全てアマゾンで揃います!!作り方はこちらからどうぞ。
S
とにかく実用向け。安くて高性能な超優等生。
欠点は2つだけ。
①ハンドルが滑る→半田ゴテでスティップリング
②シースが緩い→自作/改造またはカスタムシース。

スパイダルコ デリカ4

現代のナイフを語る上で外せないのがスパイダルコです。例えるならナイフ界のグロックでしょうか。あくまで実用品、ツールとしてのナイフ。頼れる工具です。高級ラインになるとセクシーなラインであったり上品な材料だったり色気付いてくるのですが。このモデルは完全な実用品です。ハンドル材はザイテルという樹脂で出来ており、まんま成型色です。様々なカラーが出ておりポップな外見でもありますが私は110みたいなナイフの方が好きかな。。とはいえこのナイフは工業製品として素晴らしい設計です。軽量で滑りづらいグリップに片手でも操作しやすいロックバックの解除バー、使いやすいサムホールです。ファンシーなナイフが欲しい方、性能だけで選ぶ!!という方にオススメです。。このナイフは日本製で先ほどのサビナイフと同じ工場で作られています。

詳細なレビューはこちら

S
実用フォルダーのベンチマーク世界中でとにかくバカ売れしてます
お父さん世代お馴染みのバックやガーバーの時代は終わり、スパイダルコが現代ナイフの革命を起こして以来このスタイルが主流です。

おわりに

今回は、ずっと使えるナイフを5本紹介しました。モノを選ぶ時は一目惚れが大切です。鋼材とかハンドル材とか、そういう能書きも大事ですが長く使うためには気にいることが大切です。ただし、アマゾンのナイフのランキングを眺めていると、形はカッコ良くてもどうしようもないような物も多くあります。。そういう意味では今回ここで選んだ5点の中であれば安心して使っていただけるかと思います。

おわりに

今回は、ずっと使えるナイフを5本紹介しました。モノを選ぶ時は一目惚れが大切です。鋼材とかハンドル材とか、そういう能書きも大事ですが長く使うためには気にいることが大切です。ただし、アマゾンのナイフのランキングを眺めていると、形はカッコ良くてもどうしようもないような物も多くあります。。そういう意味では今回ここで選んだ5点の中であれば安心して使っていただけるかと思います。

B2
「このナイフはどうなの?」って気になるナイフがあれば、AGECのツイッターまでご質問ください!
S
え?!待って!
なんでモーラが無いわけ??
おいマジかよ!
まあそれはまた次の機会にでも。