クリス・リーブ small インコシ レビュー
これ高いですか? Nov.6,2017
最近書く記事増えてきました、サイト管理人の友人Sです。
一応まだサイト管理人の友人てことにしとこう。
まずはっきり言います。このナイフは筆者のじゃないです。
メンテ記事からもわかるようにB2の所有物です。
なので長期耐久性とかはよくわかりません。
スンマセン。
なわけでご了承いただいた上で本題に入りましょう。
価格の話
まず、世の中には2種類のナイフ好きがいます。
①クリス・リーヴのナイフ買うとか金の無駄じゃん。バカじゃねーの?
②クリス・リーヴのナイフ買ったの?いいナイフだよね~。
ま、どっちも正論なんですけどね。
クリス・リーヴ。
ああ。。。
ここまで議論できるナイフのブランドもそんなに多くないです。
ここまでファンもアンチもいるナイフもそんなに多くないです。
ここまでコピーが多いナイフもそんなに多くないです。
タクティカルナイフの台頭を牽引していった代表的なメーカーです。
過去30年間の伝説的な功績は面白い現象を生み出しました。
“クリス・リーヴ”という言葉はただナイフメーカーの名前ではありません。
それ以上の意味があります。
ナイフ好きなら誰でもしっている名前です。
デザインはいろんなナイフに影響を与えました。
“クリス・リーヴ”という言葉がなにを意味するかはナイフ好きなら誰でも知っています。
ただナイフのブランドという以上に意味を持っているんです。
ファンはフォルダーが欲しいんじゃなくて“クリス・リーヴ”が欲しいんです。
それは品質と技術のベンチマークであり、買えない人が多い分憧れる人も多いのです。
アンチも認めたがらないものの、彼らも実はひそかにちょっと欲しかったりします(笑)。
でも大前提としてはっきりと言います。
モノは良いんですけど価格には見合いません。
誤解しないでください、モノはすごくイイんですよ。
でもボッタクリです。
まあまあファンの人も落ち着いてください。
クリス・リーヴを買うのはバカでかつバカじゃないんです。
まあ、どういう意味かそのうちわかりますからとりあえず読み続けてください。
とりあえず、スモール インコシの価格見てみましょう。
MSRP:$375
シェフィール〇:¥45480
これ高いですか?
もっかい聞きます。
これ高いですか?
ちなみに蜘蛛さんのデリカ4FFGが$60なのでインコシ1本分のお金でデリカを6色買って虹を作ってもおつりが来ます(笑)。
インコシ>デリカ4カラーパック
価格の感覚ってのは人によって全然違います。
全然っていうか全く違います。
試しにいろんな人に
“ナイフ買うとしていくらぐらいまでなら払う?”
って聞いてみましょう。
ナイフに興味が無い一般人、ただのアウトドア好き、ナイフマニア、カスタムナイフメーカー、みんな違う答えが返ってきます。
なにが高いか、安いかというのは非常に主観的です。
あなたにとって高いモノもAさんにとっては安いんです。
クリス・リーヴとか金持ちしか買えねえって言う人いますけど、べつに金持ちじゃなくても買えますから。
てかクリス・リーヴとか安いじゃんとか言いだす奴もいるくらいだから。。
よほどの貧乏人じゃない限り数万円程度なんて意外とすぐに貯まりますからね。
買えるか買えないかじゃないんです。
買うか買わないかなんです。
結局のところ、
インコシに$375分の価値があると感じるか。
これにつきます。
価格を決定するのはメーカーの特権です。
もっと正しい言い方をすれば、
価格はメーカーがブランドを管理するためのツールです。
価格が高ければ(特にアホな)消費者は
“これは良いモノなはずだ”
と思い込むわけです。
だから下手に安くすると
“これ安物なんだ。。”
ってなりますし、高い金払って買った消費者が怒りますよね。
ブランドの管理ってのは重要なマーケティング戦略です。
もちろん高いからには品質とかはそれなりに高水準じゃなきゃいけません。
でも品質と金額が釣り合ってるかというと必ずしもそういうわけでもないです。
そうです、みんなロゴに対してお金を払ってるんです。
すごいですよね。
どうってことないちっちゃいマークをつけるためだけにこんなにお金を払う。
なんと理想的な経済的価値の創造!
機能的価値と情緒的価値、この両方が揃わないと物は売れません。
やっぱり成功してるメーカーはどこもブランドの管理が上手いです。
その中でもクリス・リーヴは特に上手いです。
どこの販売店でも$375です。
いつでも高い価格を維持して製品を市場に溢れさせない。
だからこそリセールバリューもわりかし高いんです。
冒頭の2種類のナイフ好きの話に戻りますが、
クリス・リーヴを買うなんて馬鹿じゃん!
てなるか
クリス・リーヴとか最高のナイフじゃん!
てなるかは
“クリス・リーヴ”という言葉にどれくらい特別感があるかの違いでしかないんです。
要するに2nd coolってやつです。
これは世界一のナイフだ!とか言わない限りはなんでも許されます。総合性能でいえばもっと優秀なナイフはいくらでもありあすからね。
でも価格分の価値があるとその人が思うのなら誰もそれを否定はできないんです。そう思わないなら買わなければいいだけです。
まあ友達なら容赦なくバカにするけど(笑)。
だからクリス・リーヴのナイフ買う奴はバカだなんてことは絶対にないんですよ。
クリス・リーヴのナイフを買ってハッピーになれればいいんです。
それをポンと買える奴は金があるんだからいいんですよ。
逆に金はないけどクリス・リーヴのナイフに憧れて何か月もかけてちまちまお金をためて買った人にとってはそれはそれは思い出深いナイフになるんですよ。むしろポンと買えちゃう人よりもセンチメンタルバリューが生まれます。
いつも自分のポケットに差してあるのを見たり、実用しない人も引き出しから出して開け閉めして遊んだりしてるだけで笑顔になれる。
特にクリス・リーヴってそういうナイフなんですよ。
ナイフに全く興味ない人に値段を言って渡しても
“自分では買わないけどこれ買う人がいるのは理解できる”
って言われるくらいモノはいいんですよ。
クリス・リーヴ以外にもそーゆーのはいっぱいありますけど。
ちょっと考えてみてください。
たとえばポルシェ918スパイダーが欲しいとするじゃないですか。まあ別に車じゃなくてもいいんですけど。
でもこの記事読んでくれてる人であんな高い車買える人なんて多分いないじゃないですか。多分ね。もしいたらお友達になってください(笑)。
じゃあ夢の車は買えないかもしれないけど人生のなかでひとつだけ絶対に妥協しないものが欲しい。
それがナイフならそれでもいいんですよ。
仮にそのナイフがインコシならそれでもいいんですよ。
そういう人からすれば安いんです。
ちなみに筆者からすればクリス・リーヴなんてまったく好みじゃないですけどね(笑)。
スペック
クリス・リーヴ インコシ スモール 刃渡り:約71㎜ 刃厚:約3.2㎜ 全長:約167㎜ ハンドル厚:約3.2㎜ 重さ:85g(実測・ランヤード込み) 鋼材:CPM S35VN (hrc 59-60) ハンドル材:6Al4V
素材がお高級やなあ!値段が値段だしね。
ま、典型的な3インチクラスのEDCナイフですね。
チタンハンドルなんでやっぱ重さは出てしまいますがしゃあない。
そりゃあ軽い方がうれしいけどEDCならこれくらいは許容範囲内。
でも本気の実用品ほどじゃなくてもEDCが軽いのは大事ですよ。
災害とか緊急時に走って逃げなきゃいけないかもしれませんから。
レビュー
ナイフに限らず、特にこういう高いもん買うとみんな褒めたがります。
こんなに良いモノなんだよ!って褒めちぎります。
理由は単純で自分が高い金払って買ったからにはその購買行為をみんな正当化したいんです。
なので、新しいギア買った友達から
これイイよ!
ってお勧めされても結構アテになんないんですけど
これダメ。ほんとクソだわ。
って言うのは割と信頼できます。
モノの良し悪しについての意見を信頼できる人って筆者の周りでもそれほど多くはありません。
そういう意味でもまともなレビューするのって難しいなあって常に思います。
だからこそはっきり言います。このナイフは実用性低いです。
というか1st coolの観点だとインコシ買うのはバカです。
でもナイフは性能だけじゃない。そのナイフの魅力を見てあげなきゃ。
1st cool
よし、容赦なく叩くぞー(笑)
と言ってもそんなに致命的な欠点がたくさんあるわけでもないです。
デリカとかと比べたらそりゃあ劣りますけどそもそもめっちゃ悪いナイフではないですから。
まず、チタンハンドルが滑ります。
全くトラクションがないです。
筆者はチタン厨じゃないんでチタンだからイイとかは全く無いです。
適した個所に適した素材を、と思います。
まあ実用性だけみれば金属ハンドルなんて重いわ滑るわ、寒冷地で冷たいわ皮膚張り付くわで最悪なんですけどね。
まあ滑んない方がいいっちゃいいんですけどEDC程度なら大して問題ないです。
ハンドルはバックスペーサーが無いフロースルーデザイン。
ホコリ等がたまらないで抜けていきます。
シンプルな分整備性が高いです。
メーカーがユーザーに分解整備を推奨してるのは好印象です。
てかメーカーサイトでパーツまで売ってるのがすごい。
普通、ナイフメーカーって分解しないでくださいって言いますからね。
筆者は基本的にジンピング必須な人なんですけど、
インコシは特筆するくらいにジンピング良いです。
ハンドル滑りやすくてもジンピングがいいんで操作性が致命的に悪いわけでもないです。
でも問題はサムスタッド、、サムスタッド周りのハンドルがちゃんとえぐられてて親指でサムスタッドを拾うまではいいんですけど。。。
こりゃダメだ。
サムスタッドが恐ろしく滑る。
開けようするけど指がつるん。
クリス・リーヴさん、これは真面目に改良してもいい気がするけど?
ブレードはバランスの取れた使いやすい形してます。ポイントもそれなりに細くて細かい作業できるし。まあ見た目通りです。
アールの大きなホローグラインドといってますが使用感はフラットグラインドに近かったと思います。普通に使いやすいです。
この普通に使いやすいってのがやっぱりいい設計なんですよね。
鋼材S35VN。
言うまでもなくスーパースチール使ってます。
(あれ?日本語でスーパースチールって言い方する?)
てかクリス・リーヴ自身がS35VNの開発にたずさわったんだっけ?
詳しくないんで間違ってたらすません。
鋼材に詳しくはないんでそんなに鋼材は語りません。
てかS35VNだから別に説明しなくてもわかるよね?普通にいい鋼材です。
値段が値段なんでこれくらいの高級鋼材は最初から期待しちゃいますけど。
チタンフレームロックですが、これバカに貸しちゃダメですからね。
ロック解除のときに気を付けないとおバカちゃんはロックバーを反対側までひん曲げてナイフをダメにしちゃいますから。
アクションは良いです。
ワッシャーだって普通の丸いやつじゃないんですよ!
このワッシャーは横方向の剛性向上にはすごく有利です。
まあ普通のワッシャーでもアクションがよくてガタつかないナイフはありますけどね。
てかこれでガタツキとかあったら詐欺です。
もともとチタンフレームロックってタングとの接触面でロックバーが変形してガタツキが出ちゃう問題がありました。
それを解決するために各メーカーはタングとの接触面にステンレスのパーツを使うようになりました。
でもフレームロック考案者はどうしたか?
クリス・リーヴは接触面にセラミックボール使って耐久性問題を回避してます。
いやあ、奴らは考えること違うなあ。。。
実際これが耐久性の面で有利なのかはすみませんがデータないんでわかりません。
だれか教えてください。
フレームロックって破壊強度自体はそれほど高くないんですけど耐久性に関してはもともと高いです。
摩耗しても摩耗した分だけ深く噛んでくれるんでガタツキが出にくいんです。
ロックバーに変な負荷がかからないようにクリップも位置をずらしてあります。
正直これはどれくらい効果あるかわかりませんけど。
でもやっぱり機構に関する部分は完成度高いのはさすがです。
その他細かいこと。
クリップはそこそこディープキャリーで厚い生地でもノープロブレム。
ティップアップオンリーです。特に文句なし。
クリップもロックも右利き専用です。
まあ左利きモデルもあるからいいよね?
インコシは立ち位置的にはセベンツァの進化版?
違ってたらごめんなさい。
違いとしては、左サムスタッド、フィンガーグルーヴ、クリップ位置、ブレード厚8%増し、ストップピン大型化、それくらい?
まあほぼ同じです(て言うとちげーよ!って怒る人いるでしょうけど笑)。
まあ、1st coolをいろいろ言っても仕方ありません。
実用面では満点じゃなくてもそもそもそういうナイフじゃありませんからね。
EDCだと極限まで性能を追求することもないですし。
薄いし極端に重いわけじゃないし普通にEDCする分にはむしろ使いやすいんじゃないですか?
でもお願いだからサムスタッドだけなんとかしてくれ。
耐久性についてはB2のコメントにまかせます。
2nd cool
特別感やらなんやらはいろいろありますけどこのナイフが本当にすごいのはそこじゃなくて
フォールディングナイフの技術の最先端をいってるところなんです。
だって考えてみてください。
これ量産されてるファクトリーナイフなんですよ?
てかそんなこと書かなくてもこれ読んでる人はわかってるか。
だってここまで細部までこだわってるファクトリーメーカーってあります?
このメーカーがやってるのって実用性の追求じゃないんです。
このメーカーがやってるのは技術的追求なんです。
フォールディングナイフというモノをとにかく洗練させることに奴らは熱意があります。
具体的には例えば、
・もっと切れるようにするにはどうする?
・ガタツキが出ないようにするにはどうする?
・強度を上げるにはどうする?
・スムーズに開閉させるにはどうする?
・寿命をのばすにはどうする?
・錆びさせないにはどうする?
・生産性を上げるにはどうする?
・品質を上げるにはどうする?
etc
これ以外にもまだまだいっぱいあると思います。
どこまでも技術研究をしてる奴らなんです。
技術の結集であるが故に所有欲を満たす。
多分カスタムメーカーも研究と称して個人的に買ってますよこれ。
個人的にはその勢いでいつかはライトセーバー作ってほしいんですけどねー(笑)
なのでやっぱり品質が高いです。
近年品質が落ちたとか聞きますけど。
まあベンチメイドだろうがスパイダルコだろうがどのメーカーでもしばらくやってりゃ品質の上下変動は絶対あります。
現在どうなのかは筆者は現行品の実物を見てないんで今は一応ノーコメントにしときます。
でも見てくださいよ。
サムスタッドの青のアクセント。
角を落として丸く削られたブレードバック。
サムスタッドの前のブレードのノッチ。
クリップの凹み。
ハンドルの面取り。
こんなに細部までデザインを拘るファクトリーナイフもそんなに多くないですよ。
形容するならピュアエレガンス。
インコシはエレガントなナイフなんです。
ブレードに刻印が無いナイフってのも珍しいですよね。
ハンドルにはメーカーロゴ、反対側には、、、
“IDAHO MADE”
アイダホ(笑)。だっせ(笑)。
アイダホを悪く言うつもりは無いですけどこりゃ無いでしょ~(笑)。
全く、なんでこれもセベンツァから引き継いだんだ??
あ、でも英語できない東洋人とかはかっくい~てなるかも(笑)。
日本製や中国製はやだ!ってMade in USAにこだわるアメリカ人がいるのもわかるんだけど、、、
それなら南アフリカ関連の刻印でも入れといた方がかっくい~と思う!
真面目な話に戻しまして、ノーマルモデルはちょっと地味かもしれませんが皆さんご存知の通り、クリス・リーヴは限定生産モデルもたくさんやっています。
あれ、インレイハンドルは普通のラインナップなんだっけ?よく覚えてないや。
過去の限定モデルで気に入ったデザインがあればクリス・リーヴに連絡すれば似たデザインを作ってくれるらしいです。
でも全く同じデザインはお断りとのことでそういうとこはやり方上手いなあって思います。
高いですが数量限定生産であるがゆえにノーマルモデル以上に良い投資にもなります。
というかリセールバリュー考えればむしろノーマルよりコスパ高い?!
とはいえ、基本はノーマルモデルです。
その基本は派手さでは無く、技術や品質です。
それは限定モデルになってもそれは変わらないのです。
というわけでインコシはそういうナイフなので、
派手じゃありません。
構造もシンプルです。
それでも存在感があります。
上質なジェントルマンズフォルダーなんです。
燕尾服を着てても違和感なくEDCできる。
やっぱそーゆーのはデリカじゃできないよね~。
触れば誰でも技術的完成度を理解できる。
ナイフに興味があってもなくても関係なく。
それこそ“本物の魅力”なんじゃないですか?
競合モデル
まず同メーカー内だと
・セベンツァ
・ウムヌムザーン
ですかね。
原点に立ち戻るなら前者、更なる技術的追求なら後者という立ち位置でしょうか?
クリス・リーヴ詳しくないんで間違ってたらすません。
“クリス・リーヴ”が欲しい人は結局このメーカーのを買うんで特に言う事が他には無いんですけど、他メーカーはどうでしょう?
シンプルなチタンフレームロックの3インチクラスの高級モデルを見てみましょう。
ベンチメイドがセベンツァを作ると、、、
・ブラッドリー エイリアス2
もはやパクり(笑)
でスパイダルコがインコシを作ると、、、
・スパイダルコ セージ2
・スパイダルコ マントラ/マントラ2
こっちはまだスパイダルコってわかる(笑)
エイリアスとセージはディスコンっすね。。。
値段がなんと本家の半額!
奥さん、これは安いですよ!
こいつらを買うのかそれとも本家インコシを買うのかでナイフ好きとしての性格や趣向がはっきり出ます。
エイリアスやセージを買っても“クリス・リーヴ”ではありませんからね。
まあエイリアスとセージはロックバーの問題が未解決か。
他にもクオーターマスターやカイザーなんかも似たようなことやってるんで候補に入るかもです。
その他にもカスタムなら無数にあります。
インコシの競合相手を考えるとカスタムの方がむしろ妥当かもしれません。
Sならどれにする?
うーん、、、本音言えばチタンハンドル好きじゃないです。
あえて選ぶなら、、、マントラ(笑)
だって半額でワイヤークリップ、リーフブレード、サムホール♪
おい、インコシのレビューなのにマントラ選ぶのかよ!
そっす、すません(笑)。
B2やPonkyなら何にする?
総合評価
EDCナイフとしてはそこそこ優秀です。
でも何回も言いますが、決してフィールドにもってくようなナイフじゃありません。
そーゆー用途にはもっといいナイフがいくらでもありますから。
このナイフは道具というよりは研究結果なんです。
こういう“研究成果”からいろんな発想が生まれていろんなナイフに応用されていくんです。
だからもう一回だけききますよ。
これ高いですか?
独断と偏見に満ちた評価
85/100
ただ、その値段かけてインコシ買うか?というと僕の場合は、日本のカスタムナイフメーカーさんにオーダーしたいです。自分の好きなグラインドで自分の好きなグリップにできるので。そういう価格帯のナイフです。
クリスリーブで買うのであればムナンディとかは欲しいですね。僕はウッドハンドルが好きです。ウッドは色の変化とか艶の変化とか楽しいですよね。
そうそうインコシのレビューでした。アクション、分解も良くいいナイフだと思います。Sも書いている通り良いEDCナイフです。チタン中毒者にはもってこいです。所有欲も満たしてくれますし。
デザイン的な面で見ると。ブレードのデザインとハンドルのデザインの親和性は低いと思います。ハンドルはハンドル単体で。ブレードはブレード単体で見れば美しい造形です。ただ、そこまで親和性、オープン時のラインが整理されているわけではないのかと思いました。
精度の高いナイフですが、デザインは僕的にはあまり好きではない。そんな印象です。それでも何か惹かれる。いつかは欲しいそんなナイフだと私は思います。
※大人の事情による但し書き
銃刀法、軽犯罪法は守りましょう。
インコシをEDCする場合は正当な理由が必要です