BRS-3000T 激安チタンガスストーブ レビュー

グローバリズムの恩恵 Mar.8,2018


今日もAGECアウトドアにアクセスしていただきありがとうございます。サイト管理人の友人Sです。今回はちょっと話題になってるOD缶ストーブを紹介していきたいと思います。さーて、まず始めに皆さんと感動のひと時を共有しましょう。

 

重量25g 価格¥1500

 

え?

えぇ?!

いや、頭おかしいだろ笑

多分世界最軽量です。

 

国内で軽量ガスストーブと言えばPrimusフェムトですが、フェムトですら57gです。

そこに中国から突然現れた重量半分以下謎の激安ストーブ

えっと、、、、これ国内で売っていいの?絶対ガス検通ってないよね?

とか言いつつもアマゾンで普通に売られてます。

 

OD缶直結機器なんてのは構造が超シンプルで作りやすいのでそこそこの品質があればなんとかなるもんです。まあ、これが構造が複雑な液燃ストーブとかだといろいろ心配になるんですけど。パーツ供給とかの問題も出てきますし。ていうか今時液燃ストーブ使ってる人はだいたい趣味って説が。。。

ま、OD缶直結機器はほぼメンテフリーな分、逆にOリングの状態チェックを忘れないように注意しましょう。以前、“このガスストーブ調子悪いからちょっと見てみてくれる?”って言われてバラしてみたら混合菅内に蜘蛛の巣があったとかいうパターンもありましたのでたまには点検しましょう笑。

スペック

BRS-3000T
重量:25g(+収納袋2g)
収納時サイズ:約35×37×43㎜
展開時サイズ:約87×66×59㎜
ゴトク:約φ79㎜、3本
自動点火装置:無し
規格:OD缶

以下メーカー公称値
出力:2700W
ガス消費率:140g/h

なんつうか、すっごい背が低いです笑。高さまで切り詰めて軽量化してます。

用途

ソロ山行。ウルトラライト山行。パーティー内の予備ストーブ。BOB(緊急時持ち出しキット)。サバイバルキット。だいたいこんなもんですかね?本当に最低限って感じです。装備重量をとにかく切り詰めなきゃいけないシステムではすごく有利です。

基本的にゴトクが華奢で安定性も高くないので大きいコッヘルは使えません。本当にソロ用って感じで複数人パーティーは結構厳しいです。上に載せるのは1㎏くらいが限度ですかね?あんまり重いものを載せるのは怖いです。いやあ、ホント怖いですこのゴトク。でもなんだかんだで耐えてるのがまたすごいです。あんまり積極的に料理したいストーブじゃないです。その辺気になる人はもっと頑丈なストーブを買いましょう。

これだけ低価格だといくつか買って車とかいろんなキットに放り込んどくのもアリです。

たった25gですから可能性は無限大。どんなシステムにも組み込めます。その気になればEDCだって?!

火の形はちょっと左右非対称ですけど、一般的なガスストーブとほぼ同じです。バーナーヘッドのイカツイ見た目に反して、いたって普通です。火が渦巻きながらまっすぐ上に上がってたりとかしたら面白かったんですけどね笑。

火力は小型軽量モデルといったところです。当たり前ですが、火力はフルサイズの高出力直結機には敵いません。

あくまでも体感ですが、メーカー公称スペック2700W(=2322kcal/h)は結構正しいと思います。

ゴトクとバーナーヘッドの見た目からもわかる通り、耐風性はまあまあです。最大火力では風が強すぎて火が消えるってことはまず無いんですけどガッツリ流されます。

火力調整のしやすさは他のガスストーブとそれほど変わりません。ツマミは2と1/4回転で全開で火力調整が効くのは最初の1回転くらいです。トロ火の状態では耐風性は無いです。簡単に吹き消せます。その辺はX字ゴトクには敵いません。

音も普通のガスストーブと同じです。最大火力では少しうるさいです。火自体は特殊なことは大してありません。

構造

とにかくゴトクが小さくてちゃっちいって以外は特に言うことは無いです。ただ、ゴトクの強度上げると重さも出ちゃうんだろうなあ。。。でも10gくらい増えるだけで済むならメーカーはもっと強いゴトクに改良してもいいかもです。

チタン合金はなんかメリットがあるんでしょうか?ステンよりちょっとは軽くなるのかな?なんかあんまり変わんなさそうな気もします。チタンで作ったよって言うとそれだけで買ってく人もいるからチタンにしたのかな?まあ、安いので文句無しです。

特に言うこともないので写真のっけていきます。

バーナーヘッド

なんつーか、、、、こう、、やたらいかついんだよなあ。。。。

こんなん初めて見ました。

ツマミ

よくある折り畳み式のワイヤーつまみです。

混合菅とジェット

ネジ部

収納状態

ま、全体的に作りは良いです。

沸騰時間

条件
温度:20℃
標高:約30m
燃料:Primus 500T 残り約8割
コッヘル:スノーピーク トレック1400 蓋無し
風:無し
水量:1L

沸騰まで約4分50秒

ただし、沸騰とは完全にグラグラ沸いている状態を指します。鍋底から気泡があがる感じの沸くだと3分半くらいです。

競合

ちょっとここまで軽さに振ってると競合なんて無い。。。。だってEPI REVOやPrimusウルトラの1/4ですよ?

値段だって1/6。強い。強すぎる。

なんか意味もなく悔しいけど競合無し!以上。

まとめ

グローバル化社会は素晴らしいですねえ。特に中国製品はどんどん良くなってきました。ちゃんと“使えるモノ”が激安で買える時代になってきました。合法かは知らないけど。

¥1500で怒涛の世界最軽量

こんなストーブが普通にアマゾンで買えちゃうわけですから大手火器メーカーは大変でしょうね。でも大手メーカーならあんなゴトクでは絶対そのまま市場には出さないでしょう。その辺の細かいところの詰めはやっぱり甘いと思います。でも各社もうちょっと頑張ってくれると嬉しいなあ。EPIとかちょっと頑張ればもっと軽量化できるんじゃないんでしょうか?

 

独断と偏見に満ちた総合評価

90/100

まあ買っといて損は無いでしょう。

ABOUTこの記事をかいた人

S

ストイックに理詰めで装備システムを構築する実用主義者。ponkyがデザイナーならSはエンジニア(B2は中間でバランス良い)。Sからすれば実用性第一で見た目は二の次のようだ。体力はないが、読図やロープワークは超得意。
イギリス生まれなのにアメリカ英語しか使えない日本育ち。